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m Berry Farmのイチゴ作り
皆様はじめまして。m Berry Farm代表野尻麻央です。
この度は、m Berry Farmのホームページにアクセスしていただきまして誠にありがとうございます。
飛騨高山で代々続く農家の9代目として生まれ、地元の農業高校を卒業後、もっと農業を勉強したいと思い、東京農業大学農学部に進みました。その中で研究を通じてイチゴ作り、そして自分の理想の農業と出会いました。
大学卒業後、自分の目標を実現するために迷うことなく実家のある飛騨高山に帰郷し、「m Berry Farm」を開園しました。
イチゴ作りを始めて間もないですが、お客様から「甘くてとてもおいしい!」と喜んでいただいております。
このページでは、「m Berry Farmのイチゴ作り」をお客様に知っていただきたいと思い、お話します。
m Berry Farmの理念
飛騨高山から美味しいイチゴを届けたい
これが、m Berry Farmのイチゴ作りの理念です。m Berry Farmのイチゴを食べて、お子様から大人まで、皆様に笑顔になっていただくこと。一粒食べて口の中いっぱいにイチゴのおいしさを感じていただくこと。そして、「またこのイチゴを食べたい」と思っていただく事。これが僕にとっての目標であり、喜びです。
安心・安全はもちろん、新鮮でおいしいイチゴを大切なお客様に届けるために、手間を惜しまず、皆様が笑顔になれるイチゴ作りを通して、自分の生まれ育った飛騨高山の農業の発展に少しでも貢献したいと考えます。
m Berry Farmのイチゴのおいしさはハウスの温度管理から
m Berry Farmのイチゴ作りの一番の特徴は「温度管理」です。ハウス内を無理に温めることはしません。低めの温度管理でじっくり時間をかけて、イチゴ本来のおいしさを引き出してあげます。そして、へたの付け根が真っ赤になるまで、ゆっくり、じっくり待ち続けることにより、とても甘くておいしいイチゴが出来上がります。
冬の寒さが厳しい飛騨高山ですが、この寒さを活かした温度管理を行っています。低い温度での管理のため、他のイチゴより収穫までに時間は必要となりますが、じっくり時間をかけることでm Berry Farm自慢の甘みと濃厚な味わいのイチゴが生まれます。
授粉に農業用ビーフライ(ヒロズキンバエ)の利用
m Berry Farmでは、授粉に「農業用ビーフライ」を利用しています。イチゴ農家の多くは、ミツバチでの授粉を行っています。しかし、ミツバチの活動には、日射量と気温が重要になります。寒くて、冬の日射量の少ない飛騨高山でも活動に影響の少ない農業用ビーフライを利用した授粉を行うことにより、形の揃った大粒なイチゴが収穫できるのです。
日々変化するイチゴ
イチゴ作りには、設備や技術よりも、観察と的確な判断が重要になってきます。
たくさんの願いをこめて定植した時から、毎日欠かさずイチゴ達のもとに足を運び、葉の色、花の大きさなど様々なイチゴの表情を観察し、その時のイチゴの状態に合わせた管理を行います。
イチゴは、マニュアル通りに作るだけで良いというものではありません。
何によりも一番大事なこと。それは、イチゴの表情を見ながら、そしてイチゴの声を聞きながら、手間を惜しまずに1株1株大切に育てることだと思います。
家族でつくるm Berry Farmのイチゴ
m Berry Farmのイチゴは1粒1粒に、家族(父、母、私)のたくさんの思いが詰まっています。
成功すれば家族で喜び、失敗すれば家族で知恵を出し合い考えて。私たち家族は毎日イチゴの話題がたえません。
皆様に喜んでいただけるイチゴを届けるために、家族全員で思いを込めて丁寧にイチゴを育てています。
一緒に学んだ仲間とともに
イチゴ作りそして農業に欠かせないのが、なんといっても大学で一緒に学んだ仲間との交流です。全国各地の仲間との情報交換は新しい知識、問題の解決など役立つことがとても多いです。
そして何よりも、それぞれの地域、環境で頑張っている仲間の姿が、励みになり、やる気と元気を与えてくれています。
- プロフィール
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- 1997年(平成9年)11月 高山市生まれ
- 2016年(平成28年)3月 岐阜県立飛騨高山高等学校 園芸科学科 卒業
- 2020年(令和2年) 3月 東京農業大学 農学部 農学科 卒業
- 2020年(令和2年) 4月 m Berry Farm 設立